注文住宅で間取りを決める時のコツ

注文住宅では、建売と違って間取りを自由自在に自分で設計できる点が魅力です。

建築や設計の専門家でなくても、広告チラシに入っている建売やマンションの間取りを大きくコピーしてみて下さい。

そして、大きくコピーした家の間取りをキッチン、リビング、6帖の部屋、8帖の部屋、トイレ、洗面所、バスルームといった風に、それぞれ切り取っていきます。

バラバラに切り取った、各部屋を、今度は、自分の好きなように組み合わせていきましょう。

この時、大事なポイントは、家の敷地内に収まるように組み合わせること、北向き、南向き、西向きといった日当たりを考えて、各部屋の配置を決めていくことです。

この作業は、パズルのようでとても面白いです。

各部屋をパズルのように組み合わせながら、自分の理想の間取りが決定したら、その希望に近いように注文住宅を建ててもらいましょう。

街中に注文住宅を建てるのでしたら、庭が広くても、外からの視線が気になるので、庭は屋上のバルコニーに造るといったプランも最近では流行っています。

街中ですと、近隣の建物との関係で、日当たりも気になります。

もしも近隣が住宅密集地や高層ビルが立ち並ぶ地域でしたら、日当たりや風通しを優先して、間取りを決めていって下さい。

日当たりがどうしても悪い場合には、屋上から光を差し込めるように、吹き抜けを造るといったプランもあります。

ただし、吹き抜けを造ると、冬場は部屋が寒くなったり、天井からの照明器具の掃除が大変になる場合もあります。

間取りを決める時には、その家の立地条件によっても、大きな影響がかかってくるので、注意して下さい。

家の大きさは、予算の関係もありますが、ゆとりをもって広く造っておくと、様々なことに活かせます。

後で増築すると、コストがかかってしまうので、最初から広く造っておくことをおすすめします。

近未来のライフスタイルとして、昭和の時代のように大家族で暮らす生活が推進されるので、家族の人数が増えても大丈夫なように、2階部分も広くしておくと、何かと便利です。

平面図の間取りが決定したら、その壁や天井、床のデザインを決めましょう。