注文住宅の間取り!リビングの失敗談

注文住宅の間取りで最初に考える人が多いのがリビングとダイニングです。しかし、間取りを考える時はイメージが先行してしまい、住み始めてから「予想していたのと違った」とがっかりすることも多いのもリビングとダイニングです。

開放感があってお洒落な感じがするとして人気が高まっているリビング階段は、「こんなはずじゃなかった」という失敗談が少なくない設計です。一番多いガッカリ談は、「冬に寒い」というものです。冷暖房費がなかなか馬鹿にならない額になってしまい、失敗したという思いに駆られる人は稀ではありません。断熱性能の高い家を建ててくれる工務店を選ぶことが大切です。

同じく開放感を味わえるという理由から、人気があるのが吹き抜けです。しかし、吹き抜けにしたところ、「生活音や家族の声が意外に響いてうるさい」というガッカリ談もしばしば聞かれます。2階に居る子供たちの声が1階のリビングに響いてくる、2階で受験勉強をしている子供が1階のリビングのテレビの音がうるさいと文句を言う。そうした類のガッカリ談は、吹き抜けにした家の人たちからよく聞かれます。

吹き抜けやリビング階段を作ろうとする人が重視しているのが、家族のコミュニケーションを増やすことです。家族のコミュニケーションを増やそうとして、リビングに全ての動線が通るようにした注文住宅を建てた人もいます。リビング中心の間取りは、子供が小さい時には良いものです。しかし、来客があった時、リビングに全ての動線が通ると、困る事態が生じます。たとえば、来客があった時、子供のお風呂をどうするかです。一人でお風呂に入れない年齢だったりすると、たちまち困ってしまいます。

最近は、リビングよりもダイニングを広く取る間取りも増えてきました。来客はダイニングで迎えるという生活スタイルが広まっています。食事をしながらの方が、おしゃべりも弾みます。来客が多い人は、ダイニングの間取りを重視するのも良い工夫です。