注文住宅の間取りを設計する上でのポイント

新築で注文住宅を建築する場合には、図面上の間取りプランだけでなく、実際に立っている建物を見てイメージを合わせた方が失敗が少ないです。



注文住宅を設計するにあたっては、建築業者やハウスメーカーを決めて、その担当者や設計士に間取りプランの作成を依頼します。



具体的に必要な部屋数や、各部屋の大きさ、また収納の量などの要望を伝えていきます。

担当の設計士の方からも、いろいろと要望のヒアリングをされることがありますが、遠慮せずにどんどん自分の要望伝えることが大切です。



その上で、たたき台となる間取りプランを作成してもらい、そのプランに対して、いろんな意見を伝えていき、より自分の理想に近い家の間取りに近づけていきます。



ここで重要なのは、設計士やハウスメーカーの人と違い、一般の人は図面を見なれていないと言う点です。

図面には部屋の名前や収納スペースを表す表記、角部屋の広さを表すような表記がされています。

例えばLDKで20畳、と言うような表記が図面にはされています。



建築図面を見慣れた人であれば、ある程度その図面から間取りや広さのイメージをすることができますが、一般の人たちは一生に1回、住宅を買うことがあるかどうか、なのでなかなかイメージすることが難しいです。



また、総合ハウジングセンターにある住宅展示場は、どれもとても現実離れした大きさであり、通常の家の2軒分位の広さで設計されています。



そのため、ハウジングセンターの展示場をイメージして実際に家が出来上がると、あまりの広さの違いや仕様の違いに落胆することがあります。



そこでイメージをより具体的に考えられるように、自分たちに設計してもらった間取りプランに近い建物を見学させてもらうことがとても大事です。

例えば実際に住んでいる入居者の方のおうちを見に行く、もしくは建売住宅で近い部屋数や間取りで実際に立っている建物を見学することがお勧めです。



そうすると図面に表記されているような部屋の広さや収納の大きさを具体的に見ることができる為、イメージとの相違をなくすことができます。



実際に現地を見に行くのは、時間や労力もかかりますが、一生に1度の家づくりを失敗しないためには労力を惜しまず実物の建物を見学することが大事です。