注文住宅で理想の間取りを手に入れる

家は一生に一度の大きな買い物ですし、一度建ててしまえば後で間取りを変えようと思っても費用もかかってしまいますし、簡単にはリフォームできません。

せっかくの注文住宅ですからライフスタイルに合わせた間取りをしっかりとデザインする必要があります。

私も家の建築計画を作る際に非常にこだわった部分ですし、注文住宅だからできるオーダーなどもあります。

また、家は長く住むものですので、将来の家族構成や自分達が老いていく中で、どういった生活をしていくのかなど、さまざまな角度から計画に落とし込んでいくことが大切だと考えています。

私は注文住宅のオーダーの中でも間取りに関していちばん時間をかけて打ち合わせをしました。

玄関にシューズクロークを設置したり、来客時にリビングを通る事なく和室に移動できる導線を設けました。同時に、来客が使用できるトイレを玄関から和室までの間に設置しました。

キッチンは妻の作業スペースを広く取るために幅の広いアイランドキッチンを採用し、気持ちよく料理をしてもらえるよう工夫をし、買い物で大量の食材を持ち帰った際に直接キッチンに持ち込めるドアを設置しました。

また、朝一番混雑する洗面台は二つ並べて、子どもの登校時間に余裕を持って準備ができるような計画を立てました。

子ども部屋へはリビングから直接入る間取りにしましたが、子どもはいずれ家を出るものなので、空き部屋になればリビングと子供部屋を繋げて、大空間のリビングに改装できるようにしています。

私もさまざまなシーンに対応できる家を計画していますが、皆さん一人一人にベストな家づくりをしたければ、工務店選びには時間をかけてしっかり相談に乗ってくれる担当者を見つけることが重要です。施主の想いをしっかりと汲み取ってくれる担当者と出会うことができれば、きっと素晴らしいマイホームを作ることができますし、プロとしての意見やアドバイスもしていただけます。二人三脚で作る家は一生の宝物になります。