注文住宅の間取りで失敗する理由

注文住宅で間取りで失敗する例については、快適性と空間の圧迫を別の問題としてとらえている場合、注文住宅の間取り作りは失敗すると言えます。これは、経験上のお話ですが、注文住宅で空間を開放的にしたいということで扉などを排除したり、壁を排除して広々した空間を作ろうとした場合、快適性が損なわれるケースがあるのです。それは、臭いに関して注文住宅は間取りで臭いが漏れ出すことで不愉快になり快適性が損なわれるケースがあるのです。私の場合は扉となるドアを設置せず、出入りが自由な住宅を作りましたがこれは臭いも自由に出入りしてしまうので人によっては不愉快な香り、消臭剤などの香りも別の部屋に移ってしまいました。だから注文住宅の間取りは快適性と室内空間の圧迫は別の問題と考えず、必ずしも扉を無くしたり、壁を無くして室内を広くすることが快適だと考えない方がいいです。ちなみに、壁を取り去る場合のデメリットについては、私の友人がまさにデメリットを抱えていて、音が漏れる、それも別のエリアにいても音が聞こえてくるという問題があり、エアコンとかが全部屋に行き渡るという利点はあるらしいんですが、冬場の冷たい空気も全部屋に行き渡るから注文住宅の間取りで壁を極力なくそうと考えている人は冬場でも安心して暖かい状態を保てるかは大工さんと相談すべきです。そうしないと、エアコン、クーラーの効率はアップしたけど、冬場の暖房の効率が下がり、間取りで壁を取り払ったことが原因でエアコンの暖房が効かないということも起こり得ます。後、地味に考えないといけないのは、注文住宅の間取りで屋根の高さも注文住宅であれば、間取りの一つとして組み込んだ方が良いです。これは、屋根を高くするか、低くするかという単純なことなんですが、屋根を高くすることで起きる利点、欠点を考えておいた方が良いという話です。注文住宅で屋根を高くする利点は光を取り込みやすい住宅にしたり、空気の取入れを外部装置を使うことでたくさんの空気を取り入れることができるという利点です。が、反面に欠点としては、注文住宅で屋根を高くした間取りでは暖房の効果が薄れてしまうことです。これは、温められた空気は上に向かうというのが暖房を入れた際に起こる現象で、間取りで屋根が高いと空気は屋根の一番高い場所に集まるんです。そのため、天井が低い方が暖房の空気は地面から近くなり、暖房の効率は大きく低下しないので天井を低くしたうえで、外部から空気を取り入れる仕組みを採用すれば夏場でも快適に過ごせる可能性もあるということです。