注文住宅では、家族構成に合わせて、自由に間取りが決められるといった点が魅力的です。 注文住宅を建てる際には、最初に住まう家族のライフスタイルだけでなく、将来の家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りを設計しておくと良いでしょう。 ■子供の人数によって間取りを考える 例えば、両親と子供といった3人家族の場合には、2階建ての注文住宅を建てた場合に、個室の数は最大でも3部屋でOKなので、間取りもそれぞれの部屋を広くしておくと、生活しやすいです。 両親と子供が3人といった5人家族の方が、2階建ての注文住宅を建てる際には、2階部分は、子供の個室を3部屋分確保したいので、一部屋の広さがたとえ4.5帖でも、3部屋分けて使用できるように設定しておくことが大事です。 特に、子供3人の性別が男女バラバラの場合には、中学生以降になると、子供部屋は分かれていた方が、プライバシーが守れます。 小さいうちは、部屋をつなげて使用できるようにしておいて、子供が成長してから、部屋を可動式家具などで分けられるような間取りにしておくというプランもおすすめです。 可動式家具で部屋の間取りを自由に変えられると、特別なリフォームが必要とならないので、将来家にかかる経費を節減できます。 ■収納できる扉で部屋の間取りに変化を 部屋の間取りも、いつも同じですと、生活していて飽きてしまいます。 そんな時におすすめなのが、壁に収納できる扉です。 壁に扉を3枚、4枚収納できると、2つの部屋を一つに広く使用することができます。 収納できる扉は、よくリビングで使用されます。 リビングの隣に和室や洋室を造っておいて、普段は別々に使用していて、大勢の来客がある日や、ホームパーティーを開く日に、リビングと個室をつなぐ扉をすべて壁に収納して、二部屋つなげて使用するといったことも可能です。 このように、注文住宅ならではの、便利な仕掛けを、最初の設計の段階で造っておくと、間取りにも変化を持たせることができます。 |