注文住宅は、間取りを考える作業が一番楽しいものです。住みやすい我が家にするには、どんな間取りにすると良いのでしょうか? 主婦が採用したい間取りのナンバーワンは「対面式キッチン」です。住宅のコマーシャルでは必ずと言って良いほど採用されていますね。対面式キッチンのメリットは、料理をしながらリビング全体を見渡せることです。そのため、料理をしているママが家族から孤立することがありません。いつでも家族とコミュニケーションが取れるのが対面式キッチンです。 ただし、対面式キッチンは、間取りをよく検討しないと来客から見え過ぎて困ることもあります。来客好きの家庭では、対面式キッチンを採用する際に、玄関からの動線や視線にも配慮する必要があります。一番手軽な解決方法としては、対面式キッチンのカウンターに高さを設けると良いでしょう。来客からの視線を防ぐことができます。 家族との自然なコミュニケーションという理由から、近年の注文住宅で人気が高まっている間取りが「リビング階段」です。リビング階段とは、リビングに設置した階段のことです。階段をリビングに取り付けるため、2階に部屋を持つ家族の動向をママがつぶさに知ることができます。2階には子供部屋を作る人が多いので、学校から帰ってきた子供に気楽に声をかけたいママに人気があります。 料理好きなママに人気があるのが「パントリー」です。パントリーとはキッチン側にある収納庫のことです。食料品、飲み物、調味料、調理器具などを収納するスペースとして使われます。たいていのスーパーは週に一回特売をします。その日しか買い物に行かないという主婦も少なくありません。特売日に一週間分の買い物をした際、パントリーがあれば置き場に悩むことがありません。収納スペースは、実際に住みだしてから「やっぱり狭かった」という失敗が多い場所です。入居後に家族が増えることも予想して、収納スペースは広めに考えておきたいものです。 |