新築注文住宅を購入する際の間取りの決め方

新築注文住宅を購入する1番の魅力は、自分達が希望する様な家を建てる事が可能な点です。
ですが間取りを決めるというのは楽しい反面、失敗したら住み難い我が家になってしまうという恐れもあります。
だからこそ決める際には、失敗しない様に注意すべきポイントを抑えた決め方をすべきです。

注文住宅で間取りを決める際に失敗しがちなポイントの1つに、収納があります。
収納スペースが足りないと収納し切れずに、家の中が物でごちゃついてしまうので確かに注意が必要です。

ですが逆に収納スペースを意識し過ぎる余り、各部屋に収納スペースを設け過ぎると部屋が手狭になってしまい、快適性が損なわれてしまいます。
そんな中、収納スペースを効率化する方法としては、広めのウォークインクローゼットを予め作っておく事です。その上で家族全員でそこを共有する事で、収納スペースを節約する事が出来ます。

注文住宅の間取りを決める際には、窓の配置にも注意すべきです。特に新鮮な空気を取り込みつつ、きちんと室内の空気の入れかえをするには、1つの部屋に窓が2つは必要となります。
特に向かい合わせて窓を配置する事で、風通しの良い部屋にする事が出来るので、なるべくそれを意識しつつ窓の配置を決めて行く事が大事です。

注文住宅の間取りの決め方としては、2階建て以上の場合は階段の位置も重要となります。特に帰宅してそのまま2階に行ける様にするか、或いは必ずリビングを経由する様にするかでそれぞれの部屋の配置も大きく変わって来ます。
だからこそ家を設計する際には、まず玄関と共に階段の位置を決める事です。
この2つを先に決める事で、生活する際の動線を意識してそれぞれの部屋の配置を決めて行く事が出来ます。

例えば夜帰りが遅い住人がいる場合には、家の中を余り動き回らずに済む様に玄関近くや階段近くの部屋を居室にするといった具合です。

或いは高齢者と暮らす場合には、階段の上り下りをなるべくしなくて済む様に1階に居室を置く事も出来ます。こういった形で玄関や階段を意識しながら、それぞれが生活し易い形で部屋の配置をして行くという方法も有効的です。