注文住宅の間取りで注意したいのが玄関

注文住宅で注意したい間取りが玄関です。間取りを考える際、家族が長い時間を過ごす部屋にどうしても注意が集中しがちです。家族とのコミュニケーションを考えた間取りに夢中になり、玄関は薄暗い空間になってしまったというケースも稀ではありません。

玄関の特徴は「扉を必ず閉める」ということです。そのため、住み心地の良い家に入ったという印象を大切にするなら、光を取り入れる工夫をすることです。玄関の扉は採光窓が付いたものを選ぶようにしましょう。また、玄関に必ず設置する靴箱の上にも窓を設置すると、玄関がぐっと明るくなります。

明るい玄関はすっきりと物を片付けておきたいものです。玄関に置きたい物は沢山あります。靴、傘、玄関を掃除する道具、子供の外遊び用のおもちゃなど、多くの物が玄関に散乱してしまう可能性があります。物が溢れてしまい、出入りに困るだけでなく、来客にも恥ずかしい思いをしてしまいかねません。

そんな心配を払拭してくれる間取りが「ウォークイン玄関収納」です。玄関に広い収納スペースを設置するのがウォークイン玄関収納です。靴や傘だけでなく、ベビーカーや子供の自転車も収納できるので、子供の成長に合わせて利用方法を広げることができます。

オススメなのが、ウォークイン玄関収納にコンセントを設置することです。玄関に掃除機をかける時も便利です。子供が多くて玄関が汚れやすい家庭にオススメです。また、間接照明を設置して季節ごとにお洒落な空間を演出することもできます。

コンセントの位置は、注文住宅の間取りを考える際に注意しておきたいことです。必要な場所にコンセントが無いと、住み心地が悪くなります。キッチンやリビングはコンセントの位置や数を考えやすいところですが、玄関はコンセントがどこにあると便利なのかを予想しにくいかもしれません。照明、掃除をポイントにして動線を予想してみましょう。注文住宅が理想の形を実現する密かなコツは、明るくすっかりとした玄関にあります。